安心・安全マップづくり(6年生)

6年生は、車いす体験や目が不自由な方の話、認知症サポーター講座等の、総合的な学習の時間に学んだことを生かして、安心・安全マップづくりを行っています。

住んでいる場所ごと(校外班別)に分かれて、①みんなで集まれる場所(安心)、②安全に通行できる・活動できる場所(安全)、③車いすを使って生活している方にとって危険な場所、④目が不自由な方にとって危険な場所、⑤子供(自分たち)にとって危険な場所を大きな地図に書き込みました。

子供たちは、数多くの場所について書き込みましたが、「もっとみんなが集まれる場所はないかな。」「まだまだ危険な場所がありそうだな。」と、意欲を高めていました。

12月には、安心・安全マップを用いて、南砺市長さんへの提言を予定しています。

今後の学習では、安心・安全な場所の利点や、危険な場所の問題点を挙げていきます。

 

墨から生まれる世界(6年生)

6年生は、9月に学習してきた墨の濃淡の付け方や筆使いを生かして、水墨画の本番描きを行いました。

本番描きに使う用紙は、普段使う習字用紙の2倍以上の大きさがあるので、床に用紙を置いて描きました。

子供たちは、強調したいところを濃くしたり、筆に水をたっぷりとつけて生まれるぼかしを生かしたりしながら、思い思いに大きな用紙に描きました。

 

車いす体験(6年生)

9月26日(月)に、外にでて車いす体験をしました。

学校の中では車いす体験をしていましたが、外では初めての実施でした。

ゲストティーチャーに車いすで生活されている方をお迎えして、一緒に車いすをこぎました。

子供たちは、普段何気なく歩いている道路なのに、車いすでこぐと、傾きや段差を感じて、「こわいな」「あぶないな」と感じていました。

この体験を生かして、「東部安心・安全マップ」を作ろうとしています。

活動を見守ってくださった社会福祉協議会や保護者の方々のおかげで安全に実施することができました。ありがとうございました。

6年総合 認知症サポーター養成講座

6年生は、9月14日(水)に、南砺市地域包括支援センターの方々に来ていただき、「認知症サポーター養成講座」を行いました。

始めに、認知症とはどんな病気なのか詳しく話していただきました。

若い人でも認知症になることがあるのを知り、子供たちはとても驚いた様子でした。

また、患者さん自身が一番辛く、悲しい思いをしていることから、実際にお会いした時には、①驚かせない、②急がせない、③気持ちを傷付けないの3点を意識することを学びました。

次に、認知症の方への対応の仕方についての寸劇に挑戦しました。

寸劇で演技をしたり寸劇を観たりしたことを通して、「認知症の方の気持ちに優しく寄り添いたい。」という思いをもちました。

6年総合 人との出会いから

6年生の総合的な学習の時間では「福祉」について学びを深めています。1学期には、車いすで生活されている方と出会い、生活について詳しく伺いました。車いすで生活されている方の気持ちや生活をより知りたいと、子供たちは車いす体験をしたいという願いをもちました。

9月より、1日車いす体験を一人ずつ行っています。「最初は楽しそうだったけど、やってみるとすぐ動けないし大変。」「介助してもらうのが申し訳ない。」「介助してみて全然迷惑じゃないよ。」など長期に渡り体験することで、感じることが一人一人に異なってきました。

9月13日(火)には、視覚に障害のある方にお話を伺いました。

視覚に障害のある方の生活や困り感、楽しみについて語っていただきました。また、傾聴ボランティアについても教えていただき、人とのつながりや広がりを感じました。

ヘルプマークについても教えていただきました。「見かけでは判断できない病気や障害で困っている方に声をかけれるようになりたい。」「どの人にも便利な世の中になるようにできることをしたい。」と思いをもった子供たち。

これから、「地域の安全マップ」を作り、「市長への提言」に向けて準備を始めます。自分たちができることを形にしていこうと意欲を高めました。

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